こんにちは、おたぐま中の人すなおです。今回はこのブログ初めての楽器ネタを、というよりそれに付随した怪我?の話になります。
まずタイトルにあるようにピアノ独学を続けて、腱鞘炎になりました。その原因は大体自分で分かっているので、今後ピアノを独学でやっていこうと思ってる人に向けて書いていこうと思います。
一度腱鞘炎を患うとクセになっているのか痛みが頻発するようになりますので、なるべくならならない方がいいんです…って当たり前ですね(笑)
ちなみに私が弾くものはクラシックではなく、ジブリの曲やゲーム音楽、その他バンドカバーで弾くような曲です。だからピアノを弾けるっていっていいのかよくわかりませんが…全く弾けない人からしたら弾ける部類な程度です。
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ピアノを独学で弾けるようになったざっくりとした経緯
元々私は音楽に触れる機会の多い子供だったと思います。というのも私の母が昔ギターを弾いていたからです。世代的にはイルカさんなどが流行っていて、フォークソングが主だったそうです。
母が私の前でギターを弾くというのは少なかったのですが、たまにお願いすると歌いながら弾いてくれてそれを聞くのが好きでした。また、幼稚園の先生の資格を取るためにピアノの勉強をしていて家にはとてもふるーいキーボードもおいてありました。
中学生になったときには当たり前のように吹奏楽部に入ることを決め、トランペットをぷーすか吹く毎日。完璧とはいえないものの、楽譜を読むスキルを身につけました。
楽譜の読み方を覚えた私は当時流行っていた光るキーボードを買ってもらい、入門書ではなく自分の好きなジブリの楽譜を買って気ままに練習をして拙くとも楽しめる程度に。

そして一番の転機は高校生でキーボーディストとして、バンド活動をしたことですね。ここで今までにやったこともない事を必死にあがいて練習しまくりました(笑)誰かに教わるでもなく弾けるようになったのは楽しんでいたからだと思います。
ピアノを独学で弾き続けて腱鞘炎になった原因
By: angela n.これはもうずばり弾き方がおかしいからです。
そもそもに正しい弾き方を知ることもなく弾き始めてしまったのが要因です。私はとにかくピアノが弾きたくて、ただ音色としてその音がなっていればそれでいいと思っていました。
でも今になって後悔しています。練習をしたくても続けてする事ができないんです。好きな曲を弾きたくても痛みが酷くてできないときもあります。
ですから今後も長く楽器と付き合っていこうと思うなら、最初から正しい姿勢で弾くことを意識した方がいいです。それが腱鞘炎になってしまった私からのアドバイスです。
独学という形上、弾き方を間違えていても教えてくれる人は誰もいません。だからこそ自分で意識するしかないですよね。私は既に弾き方が固定されてしまっていて、直そうと思ってもなかなかできずにいます。長年の間、良くない弾き方を続けてきた事実はなかなか重いです。
具体的な間違った弾き方
よく卵形を意識するとか、力を抜いて軽く鍵盤を叩くイメージ…なんていうのを世間では言われていると思います。しかし私の場合は指を広げて弾く場合に、異様なまでに指に力が入ります。筋張っているのがよく分かるほどです。
高校生の時にはよく、東京事変という椎名林檎がやっていたバンドのコピーをしていたんですが、独学者にはリズムがわかりにくい上にテンポも速くてなかなかに苦しめられました。それをなんとか弾きたいがために練習していたのが一番負担をかけていたんじゃないかと思います。
今でもたまに東京事変の曲を弾いたりするんですが、”透明人間”という曲の場合にはほとんどの場合で右手に痛みが頻発していますし…よほど力を入っているんでしょう。
どんなに早い曲でも力を抜くように意識はしなきゃいけないですね。
腱鞘炎の私がこれ以上酷くならない為に実践した3つのこと
1.正しい弾き方を改めて確認する
ものすごく今更感があり写真で実際に見てもうまくできる自信は無いんですが、心掛けや意識することに意味があると思い、書籍やネットで確認をしてみています。
あれ、と思ったときには何度も睨めっこをし自分の手と写真を見比べてみたりして何とかやってはいるものの…やはりなかなか難しいので、今後も努力するつもりです。
参考サイト:Piano Fan
上記参考サイト管理人様は、元々小学生の時に数年間ピアノを習っていたもののその後に興味が他に移りやめたみたいです。大人になって再び始めたということなので、ある意味独学ですかね。
すっきりとして見やすいサイト様です。ピアノを弾くときの手の形、角度、椅子の高さなど、写真つきで書いてあるので非常にわかりやすいのでリンクさせていただきました。ただ更新が今後あるのかはわからないので残念です…。
2.弾く前に軽くストレッチをする
今までは何もせずにいきなり弾き始めていました。ただボーカルの人が発声練習するのと同じで、手も軽くストレッチしておいた方がいいとわかりやり始めました。
そんなに多くないですが私がやっていることを箇条書きしてみるので、参考にしてみてください。
- 肩から腕全体を力を抜いた状態でぶらぶら揺らす
- 手首を何度か回す
- おばけのように前に手のひらを向けた状態で手首から先をぶらぶら揺らす
力を抜くのが目的なのでゆるいストレッチばかり、文字にすると何かひどいような気もします(笑)でもこれだけのことだけでも、弾く前にやってみたらすこーしだけ変わったような気がします。これぐらいなら大して時間も掛からないのでお試しあれ!
3.痛くなったら無理せずに休憩する
私の場合、やりたいことがあると我慢せずにいられないタイプなので練習を重ねてしまいます。その中で多少の痛みを感じても続けてきてしまいました。
ただこれ以上酷くしないためにも、少しでも痛みを感じたら休憩をするべきですよね。湿布を貼ったりして手首を労わることにしました。
弾けるようになると尚のこと、色んな曲にチャレンジしたくなって痛みには目もくれないですが、休憩はやっぱり大事です!無理、ダメ、絶対!
まとめ
By: antony griffiths一番大事なことは正しい弾き方で手首に負担を与えないこと。不必要な筋肉を使うことで色々とガタが出てきます。私のような人が増えて欲しくないので記事にしてみました。
ただ独学でやってきたことを後悔はしていません。小学生の時にピアノを弾いてる子はクラシックを主にやっていました、でも私はクラシックには興味がなかったんです。クラシックから始めていたら続いていなかったかもしれないし(笑)好きな曲で練習したからこそ続けてこれたんだと思っています。
今後少しは腱鞘炎がよくなるといいなーと考えつつ、今日もピアノを弾くすなおなのでした。




