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思い出のマーニーを金曜ロードショーで見たのでネタバレ感想

突然ですが私はジブリが大好きです!ナウシカの漫画版も持ってるぐらい。マーニーはCMで見て気になってはいたんだけど、今回ようやく見ることができました!金曜ロードショーさまさま。というわけでネタバレ含む感想をつづっていこうと思います。

思い出のマーニー簡単なあらすじ

主人公の杏奈は自分がもらわれっ子だということで葛藤をしていました。

そのせいなのか周りの子達とはうまく溶け込むこともできず、親との仲も微妙に…。そんな折に杏奈は母親(おばちゃんと呼んでいる)の親戚の家に喘息の療養もかねていくことになる。
そこは自然豊かな田舎の町で、おばさんとおじさんは気さくでいい人たち。

近所にある湿っ地屋敷。何故だか杏奈はその屋敷に惹かれます。
そしてそこでマーニーという金髪の少女に出会い…

思い出のマーニーはジブリ初のWヒロイン

マーニー役は有村架純、杏奈役は高月彩良が演じました。
他にも映画を彩る豪華俳優人がたくさん。

声に違和感を覚える人は特にいなくて聞きやすかったですね。

感想

上手くまとめられる自身はないですが、思いのまま書いていきますね。

杏奈に共感するのが難しい

杏奈は早くに死んでしまった両親のこと、祖母のことを憎んでしまっている。自分を育ててくれている現在の親に対しても、国からお金をもらっていることを知って不信感を抱いていました。ここまではまだわかる。

療養先でおばさんと一緒にご近所さんのところに行った時、そこの家の人が年の近い娘がいるから一緒にお祭りでもいったらどうかと声をかけてくれました。
そこで杏奈は浴衣をいやいや着て一緒に祭りに行った。でもお祭りにいってもどこか疎外感が抜けずにずっと憂いの表情。

年の近いはずの女の子信子ちゃんを初めて見たときは近所のおばさんかぁと思っちゃいました。ごめん、信子ちゃん。
出てきたときはてっきり意地悪な子なのかと思ったけれどとんでもない!信子ちゃんはとってもできた子でした。

杏奈の吐いた暴言

杏奈はその祭りの時に

「太っちょブタ!」

と信子ちゃんに暴言を吐きます。

きっと頭の中はぐちゃぐちゃだったんだと思うんです。療養生活を始めて暫くは自分の好きな絵を描き、そして好きになった湿っ地屋敷を眺めることで少し安定を得ていたから。

そのちょっとした安定に、他人が入るだけでいとも容易く崩されてしまう…杏奈はまだバランスがとれなかったんだとは思います。
けれど、そう考えてみてもやっぱり太っちょブタなんて暴言は酷すぎた。

ただそれに対する信子ちゃんの対応は大人で、杏奈の悪いところを指摘した上で

「はい、これで終わりにしましょ」

なんて笑顔で直ぐに杏奈を許してあげてるんですよね。その後お家に帰った時には泣いてしまうほど心を痛めていたのに…。

杏奈がエンディング間際に信子ちゃんに謝ったからよかったものの、あまりいい印象はなかったです。

マーニーとのひと時

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マーニーと出会ったときや、マーニーと過ごしている時間。

そのときの杏奈の表情は他の誰にも見せないほど穏やかで、また色があって本当にマーニーが好きなんだと伝わってきました。

マーニーが出てくるときの画面はとても華やかできらきらして見えましたが、それはきっと杏奈がマーニーを信頼していたからなのかもしれない。

暗い中月明かりが入り江を照らし、二人で船に乗っているシーンが印象的でした。

まとめ

映像や音楽、映画を纏う空気はとても綺麗でよかった。実はマーニーは先に死んでしまった祖母だったという真実も、よくよく考えれば杏奈の瞳が青いという伏線もあったんだと気付かされました。
2人の繋がりが強い理由も段々とわかってきたくま。

ただやっぱり杏奈が最初に太っちょブタ!と信子ちゃんに言ったことがとてつもなく嫌で…だって思春期の女の子だから傷つくのは当然ですよ。

しかもその直後にマーニーに出会って、マーニーとは普通に話すことができる。その後出会ったさやかちゃんにも普通に対応することができてる。
さやかちゃんに会った時は、マーニーと触れ合うことで成長したから変わったのかとも思ったけれど…なんだかなあと。

いくら血の繋がりがあってマーニーに何か心を惹かれていたんだとしても、短期間でマーニーに心を許しすぎのような気がしてしまう。もしかしたら原作ではもう少し深く描かれてるのかもしれないですね。

「許してくれるって言って」

マーニーのこの言葉はきっと先に死んでしまって、一人残してしまったことに対してなんじゃないかと最後の方で考えました。マーニーはずっと杏奈に許されたかったのかもしれない。

映画の中では杏奈の成長も見られます。最初は養母のことをおばちゃんと呼んでいたけど、最後のほうでは母ですと紹介している。
最初は性格の暗かった杏奈は最後の方ですごく明るくなっていました。胸のつっかえが取れたからかも。

杏奈の態度に多少ハテナが浮かぶこともあったけれど、映画としては好きでした。ファンタジーの要素と、現実世界での生き方に悩む様子が織り交ざって、マーニーという少女に出会って。
その出会いはきっと必然だったんでしょうね。

自分の存在はいらないのだと、愛されていないのだと、本当は愛されているのに受け入れられない杏奈の気持ちに身に覚えのある人もいるんじゃないかってそんな風に考えさせられました。

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